カブス、悪夢の3失点逆転サヨナラ負けで地区最下位に再転落 鈴木誠也は2試合ぶり安打で得点機演出

○ ジャイアンツ 5x-4 カブス ●
<現地時間6月24日 オラクル・パーク>

シカゴ・カブスが最終回に3失点を喫して逆転サヨナラ負け。鈴木誠也外野手(29)は「2番・右翼手」でフル出場し、2試合ぶりの安打を放った。

カブスは4回表、マイケル・ブッシュの適時打で先制に成功。続く5回表には先頭打者の四球出塁から鈴木誠也が安打でチャンスを拡大し、コディ・ベリンジャーの適時打で追加点。さらに、ダンズビー・スワンソンが適時二塁打を放つなど4点のリードを奪った。

この試合まで10戦勝利無しの先発ジャスティン・スティールは8回途中9奪三振、2失点と好投し、勝利投手の権利を持って降板。スティールの後を受けて2点差、一死二、三塁のピンチで登板したタイソン・ミラーが後続を打ち取り、火消しに成功。2点リードを守って8回を終えた。

しかし最終回、3番手コルテン・ブルワーが連打と犠飛で1点差に詰め寄られると、4番手ドリュー・スマイリーが一死満塁から犠飛を許してセーブ失敗。申告敬遠で再び満塁とし、最後は3番フローレスに押し出し四球。痛恨のサヨナラ負けを喫し、ナショナル・リーグ中地区の最下位に転落した。

この試合の鈴木は4打数1安打、1四球、1三振という内容。今季成績は打率.263、OPS.778となっている。

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