今年は何を贈ろうか…地元の逸品、定番からバイヤーこだわりの限定品まで800点ずらり 山形屋にお中元ギフト会場開設

お中元の特設コーナーで品定めする買い物客ら=25日、鹿児島市の山形屋

 鹿児島市の山形屋は25日、お中元大ギフトセンターを1号館6階大催場に開設した。ビールや氷菓といった夏の定番品のほか、黒豚やさつまあげ、うなぎといった地元の特産品が並び、買い物客が品定めしていた。8月6日まで。

 カタログに掲載する約1300点のうち、約800点を展示する。おすすめは「美山ハム 山椒だれ黒毛和牛ローストビーフ詰合せ」。バイヤーが開発段階から携わるこだわりの品で、山形屋限定で販売する。甘いタレを絡めたジューシーなローストビーフにさっぱりとしたさんしょうを合わせ、夏らしく仕上げた。

 ほかにも、そうめんや加工肉、洋菓子など全国的にも人気の中元が並ぶ。猛暑を前にアイスクリームも拡充した。鹿児島市の主婦堀内由美子さん(71)は「県外の親戚に毎年、鹿児島のおいしいものを贈っている。新商品も増えているので迷う」と笑顔で話した。

お中元の特設コーナーで品定めする買い物客ら=25日、鹿児島市金生町の山形屋

© 株式会社南日本新聞社