【競輪】向日町F2 代謝争いは最終局面「自分でやるなら納得できる」と好気合の舟元権造

 強制引退回避へ気合の入る舟元権造

 「やっぱ!オズパ!杯 京紫陽花賞・F2」(26日開幕、向日町)

 今回のF2シリーズは初日1Rから大注目だ。今期も終わりが近づき、代謝(強制引退)争いも最終局面を迎えている。向日町には舟元権造(41)=大阪・92期・A3=と、千原洋晋(和歌山)の地元地区2人が最後の勝負駆けに挑む。

 両者ともに、この開催で競走得点を上げなければ選手生活が終わってしまう状況。初日1Rに登場する舟元は「前場所が終わってから調整はしてきた。勝負がかかっているし、自分でやるなら納得ができる。初日が大事」と同支部の高本旭(大阪)とは連係せずに、単騎で活路を見いだす。

 2Rには千原が登場。渡辺泰夫、奥森敏の大阪勢を背負っての自力戦となった。「状態は変わらず。出し切るレースを」と勝負駆けの状況でも持ち前の積極的なスタイルを崩さないつもりだ。

 初日は4着までに入れば準決勝への進出が確定。5着なら相手待ちとなる。初日をクリアして準決に進めば、競走得点をより多く稼げるチャンスが広がる。代謝回避を目指す2人のレースから目が離せない。

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