児童生徒の作文を表彰「壺井栄賞」授賞式 最優秀作品は脳性麻痺の双子の兄への思い描く 香川・小豆島町

児童、生徒を対象にした作文コンクール「壺井栄賞」の授賞式が23日、香川県小豆島町で行われました。

小豆島出身の作家、壺井栄にちなみ、毎年香川県内の小・中・高校生から作文を募集していて、2024年は13校から78点の応募がありました。

最優秀作品に贈られる「壺井栄賞」には、土庄小学校6年の平林裕陽さんの作文「ぼくとのぶ」が選ばれました。

脳性麻痺で歩くことができない双子の兄について書かれていて、障害を「かわいそう」ではなく一つの特徴として捉える自然な思いが伝わってくると高く評価されました。

(壺井栄賞を受賞 土庄小学校6年/平林裕陽さん)
「のぶやハンディのある人を『かわいそう』だったり『他の人と全て違う』のではなく、少しの違いがあるだけでほとんど一緒でみんなと同じように遊んだりしてほしいと思います」

© 株式会社瀬戸内海放送