ピラティスとは?

ハリウッド女優の間で流行し、今ではすっかり定着した健康法のピラティス。6月25日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、バルセロナでピラティストレーナーを務める戸城紀子にピラティスについて聞いた。

戸城「ピラティスというのは1800年代に生まれたドイツ人のピラティスさんという男性が考え出したメソッドでかなり歴史が古いんですよね」

小島慶子「1800年代!?へぇ~」

戸城「第一次世界大戦中、ぜんそく持ちですごく体が弱かった彼が虚弱体質を克服するために考え出したトレーニングが元となっていて、それを使って戦争で捕虜になったりケガをした兵士たちが寝たきりでも何とか健康を保つためのトレーニングとして普及させたものなんです。その後、ピラティスさんがアメリカに渡り、アメリカで大ブームになったんです」

小島「そうなんですか。ピラティスって日本では何となく女の人が美容のためにやったり、ダイエットでやっている印象を持っている人が多いと思うんですけど、どっちかっていうと年をとっていくにつれて衰えていく筋肉を生きるためにちゃんと鍛えるもの」

戸城「そうです。介護学的に体の機能を助けていったり、姿勢を整えていくっていう動きなので、そう無理のない動きが多くて、柔軟性がなくてもできる。だから色んな動きの基礎にもなっているので運動が苦手な人でもできる。あとアスリートの人もやったほうがいい。美しく体がキレイになるからハリウッドの女優さんとかが飛びついて有名になったけど、年齢も性別も問わずにやっていただけたら、いいんじゃないかと思っています」

© 株式会社文化放送