凱旋門賞を断念した菊花賞馬ドゥレッツァ 英G1・インターナショナルSに予備登録

 ドゥレッツァ

 昨年の菊花賞馬で、凱旋門賞挑戦を断念していたドゥレッツァ(牡4歳、美浦・尾関)は、インターナショナルS・G1(8月21日・英ヨーク、芝2050メートル)に予備登録したことが25日、分かった。所属するキャロットクラブがホームページで発表した。

 同馬は前走の天皇賞・春で15着に敗れた後に右第1指骨剥離骨折が判明したため、候補にあった凱旋門賞は断念。しかし、その後の回復、調整が順調であることからインターナショナルSが選択肢の一つとして挙がった。今秋はジャパンC(11月24日・東京、芝2400メートル)を大目標に調整される。

 なお、インターナショナルSはジャパンCの指定外国競走のため、同レースを制してジャパンCに出走すると、褒賞金が与えられることになっている。

© 株式会社神戸新聞社