「デシャンの大暴言」わずか1得点&守備的との批判にフランス指揮官は反論「気に入らなければチャンネルを変えるだろう」【EURO】

EURO2024のグループステージで、フランスは初戦でオーストリアに1-0で勝利し、続くオランダ戦は0-0で引き分け。勝点4でグループ2位につけている。最終節は、すでに敗退が決まっているポーランドと対戦する。

まずまずの戦いぶりで、3位以内は確実視されているが、2試合でわずか1得点のみで、フランスメディア『sports』によれば、「フランスの試合に対する多くの批判の声がますます高まっている」という。

周囲の評価に対し、ポーランド戦の前日会見に出席したディディエ・デシャン監督はどんな反応を示したのか。同メディアは「デシャンの大暴言」と題した記事で、55歳指揮官のコメントを次のように伝える。

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「守備的にプレーしすぎてるって? どう言うかはあなたたちの自由だ。私が言えるのは、オランダ戦であれだけチャンスがあったのに、得点できなかったのは悔しいということ。あれほどコントロールして、5、6回のチャンスを作ったのは久しぶりだ。

我々はスタジアムで人気もあるし、毎試合、1000万人以上のファンがテレビ観戦している。もし気に入らないというなら、チャンネルを変えるだろう。テレビは簡単だ。スタジアムでは、みんなチケット代を払って、最後までそこにいる。繰り返すが、得点できなかったのは反省すべき点だ」

ポーランド戦では、オーストリア戦で鼻を負傷した絶対的エースのキリアン・エムバペが復帰するかもしれない。決勝トーナメントを見据えて、弾みをつけるうえでも、レ・ブルーは快勝を飾れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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