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2024年度の最低賃金の引き上げをめぐる議論が始まりました。
武見厚労相:
最低賃金をはじめとする賃金の経済政策としての役割、物価を上回る賃金の上昇への期待感も踏まえたご議論をお願いしている。
企業が労働者に最低限支払わなければならない「最低賃金」について、2024年度の引き上げに向けた議論が、厚生労働省の審議会で25日から始まりました。
現在の全国平均は時給で1004円で、過去最大の43円増となった2023年度を大幅に上回る引き上げとなるかが焦点です。
また、最も高い東京都と最も低い岩手県では220円の差があり、地域間格差の是正も課題となります。
最低賃金は、毎年夏に改訂され、引き上げ幅の目安は7月下旬にも示される見通しです。