麻薬取り締まりで関係機関が情報共有 厚労省が群馬・高崎市で協議会

 薬物犯罪に対する活動や取り締まりに関する情報を共有するため、厚生労働省は24日、群馬県高崎市のGメッセ群馬で関東信越地区麻薬取締協議会を開いた。本県を含む1都9県の薬務主管課や検察など関係機関の約80人が連携強化を確認した。

 冒頭、関東信越厚生局麻薬取締部の橋本隆志部長が「薬物乱用が特に若者の身近なものとならないようにする対策の踏ん張りどころ。顔の見える関係づくりに役立ててほしい」とあいさつした。

 同協議会は1960年から毎年開催しており64回目。本県での開催は2014年以来10年ぶり。

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