ハイリスク妊婦で緊急帝王切開での出産。みんな無事でよかった【たまひよ 出産体験談】

こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、ももころさんの出産体験談をお届けします。

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出産レポートです。
あまり参考になる方はいないかもしれませんが、このルームにたくさんお世話になったので自分の記録用も兼ねて書きます!
めちゃくちゃ長くて散文なので、時間ある人はどうぞ

38週5日、3058g、48cm、女の子
持病あり(SLE)、148cm、妊娠糖尿病(妊娠後期に発覚)

私は結構ハイリスク妊婦でしたが、妊娠中は特に大きなトラブルはなく過ごしていました!
ただ、お腹が大きくなった後期はたんぱく尿がでたり、妊娠糖尿病になったりとポツポツ問題が出てきました。

◎38週3日検診にて
たんぱく尿が増えてきているかつ胎児が3000gを超えたので(低身長のため児頭骨盤不均衡の恐れあり)38週5日で誘発分娩することになる。

◎出産当日
9時から入院して10時過ぎまでNSTをつけ様子を見ると、胎児の脈拍が170-180で頻脈が長い間続いていることが判明する。
誘発分娩するとさらにいきみが加わり、脈拍上昇する恐れがあったので帝王切開に緊急切替することになる。
あれよあれよと準備が進み、11時40分に病室を出て手術室へ…。夫と義母に見送られわけわからないまま手を振った笑

◎手術
手術室に入ると、たくさんの人がいて、人数確認とか手術内容の確認とか、他人事のように呆気に取られていた笑
そんな中で同意書?みたいのを手術台で寝ているときに書かされたのは、結構衝撃だった笑
麻酔からはじまり、背中を丸めて注射からのチューブみたいなものを入れる作業をしてもらった。
わたしの脊髄は、なかなか入りにくくて、難航していたが、さすがプロで入ってからは早かった!
その後、足がポカポカしてきていよいよ手術開始!
「綺麗なお腹ね〜」「赤ちゃん結構下がってるわ〜」
など医師の普段通りのテンションでの会話や、助産師さんの軽快な「もう名前決まったの〜?」などのトークが繰り広げられていて、もう何だかよくわかんなかった笑

痛みはなく、ただ出てくる時にぐる〜とお腹を回される感覚はあった!体感10分くらいでお子が爆誕!

そのあとすぐ泣いてくれて、血が拭かれて私のところへやってきた。メガネをかけてもらい、私の顔のところへやってきて記念撮影。素晴らしい配慮で手術帽子から前髪を出してくれて少しでもよく写そうとしてくれた笑

そこからが大変で、子宮の戻りが悪く、弛緩出血が止まらないということで、色々マッサージしたり、バルーンを入れられたり輸血したり…。その間、私は眠くなる気体を吸って、フワフワと夢心地だった笑
最後の方で「ICUへ」みたいな言葉が聞こえて、え?ってなりながらもフワフワして手術が終わった。

◎ICU
覚醒したら、下半身の感覚はなく、意識は何となくはっきりしたところで先生がやってきた。
「子宮がやわらかかったよ〜、バルーンいれたよ〜」など説明されて、輸血されてることもその時にわかった。
ボヤボヤしてると、夫と義母がきて、心配で死にそうな顔でコチラを見てた笑
(後から写真見たら、その時の私の顔色の方が死にそうだった)

赤ちゃんは健康で何も問題なし!とわかるとすごくホッとした。
その後、徐々に切れていく麻酔に恐怖を感じながら、何もできないので、ただひたすらカレンダーを見たり、時計を見たりして一泊を過ごした。(死ぬほど時間経たない)
こんな感じで、全てにおいて予想外のお産となりました。

ICUをでてからは、比較的動ける方で、背中のチューブの痛み止めが1日早く抜けてしまっても、なんとか点滴やら薬で歩いていました。笑
けど、まだチンパンジー歩きで、立ち上がりが痛いのでヒィーヒィー言ってますが、なんとか今日から母子同室になりました。

まだまだ始まったばかりで、痛みもあり大変ですが、産まれてきた我が子は本当にかわいい!!
何があるかわからないお産ですが、結果的にはみんな無事でよかったです!

帝王切開はすごく嫌みたいな書き方をされることがあるけど、私はそうかな?って感じです。
どんなお産であれ、我が子に会える喜びは同じだと思います。
これからお産の方、応援しています!!

いかがでしたか? たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」では、もっとたくさんの「出産レポート」を読むことができます!また、同じ出産予定月の人と情報交換ができる「同期ルーム」もありますので、ぜひ活用してみてくださいね。

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●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2024年3月の情報で、現在と異なる場合があります。

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