トヨタ自動車九州・新社長が会見「決められた手順、ルール、基準は絶対に守るべき」

トヨタ自動車九州の新しい社長が就任し25日、会見が開かれました。

自動車メーカーの認証不正の問題を踏まえ「チェックのルールなどを常に見直していく必要がある」と述べました。

長木哲朗新社長(62)

トヨタ自動車九州の長木哲朗新社長(62)は、福岡市出身で、1986年にトヨタ自動車に入社しエンジンの設計や開発などに長年携わってきました。

2019年にトヨタ自動車九州に出向してからは、小倉工場の工場長や取締役などを歴任しました。

会見では、トヨタ自動車など自動車メーカー5社が、不正なデータを使って国の認証を取得していた問題について次のように語りました。

トヨタ自動車九州 長木哲朗社長「決められた手順、ルール、基準これは絶対に守るべきだと思っている。デジタルを駆使するであるとか、もっと違う方法で確認をするとか、そういう見直しは常にやっていかねばならない」

また、自動車の電動化については、どのくらいの需要があるか先行きは不透明だとして「欧米と中国などの景気の動向を注視したい」と述べました。

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