夏の甲子園大会への出場をかけた、高校野球福島県大会の組み合わせ抽選会が25日に開かれ、初戦の対戦相手が決まりました。
須賀川市で行われた組み合わせ抽せんの会場には、出場68校62チームのキャプテンが集まりました。大会の開幕を告げる選手宣誓は、なんと2年連続で田村高校が務めることになりました。
田村高校・國分紘也主将「3年生にとって最後の夏の大会になるので、福島県全校の思いを背負って選手宣誓したいと思います」
夏の県大会第1シードは3連覇を狙う聖光学院。初戦は白河実業と3年前の夏の優勝校・日大東北の勝者との対戦が決まりました。初戦から見逃せない試合になりそうです。
また、第8シードの古豪・福島商業の初戦は会津工業に決まりました。
聖光学院・佐藤羅天主将「相手どうこうではなく、自分たちがどういう気持ちでどういう姿で向かっていくのかが大事だと思うので、最高の夏に、どこよりもやり切る夏にしたい」
「もう1回甲子園に」春のセンバツ出場・学法石川は…
第2シードは春夏連続の甲子園出場を狙う学法石川。去年夏、あと一歩で優勝を逃した決勝、25年ぶりの夏の県大会優勝を目指します。初戦は石川・船引合同チームとふたば未来の勝者と対戦します。
反対側の第7シード、おととしの夏の大会で18年ぶりにベスト4に進出した田村は福島北・伊達と初戦を戦います。
学法石川・小宅善叶主将「昨年はすごく悔しい負け方をして、だからこそ今年にかける思いも去年以上にある。本当に夏は勝って、もう1回甲子園に行きたい」
今年春の県大会準優勝の光南は…
第3シード、去年秋の県大会、そして今年の春の県大会でも準優勝を果たした光南は、初戦で橘とあたります。
第6シードの相馬は、原町と対戦します。
光南・須藤颯歩主将「相手も最後の大会ということで、この大会にかける思いは自分たちも変わらないと思うので、生半可なプレーをなくして自分たちの光南高校らしいハツラツとしたプレーを本気で出せるようになっていきたい」
古豪・磐城は須賀川桐陽と対戦
今年の春の県大会でベスト4に進出した第4シードの古豪・磐城の初戦は須賀川桐陽です。また、去年の夏の大会で初のベスト4進出を果たした会津北嶺は小名浜海星と対戦します。
第5シードの東日本国際大昌平の相手は福島に決まりました。
今年はどの高校が甲子園への切符をつかみ取るのか？夏の高校野球・県大会は県営あづま球場をメイン会場に来月12日にいよいよ開幕します。
▼にすべての組み合わせを掲載しています。
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