「芥見下々『呪術廻戦』展」のラフ画広告に中国ネット騒然=「前例がない」「抽象的すぎ」

24日、「芥見下々『呪術廻戦』展」の巨大ラフ画広告が渋谷駅に出現し、広告写真を見た中国のネットユーザーが騒然としている。写真は呪術廻戦。

2024年6月24日、「芥見下々(あくたみげげ)『呪術廻戦』展」の巨大ラフ画広告が渋谷駅に出現し、広告写真を見た中国のネットユーザーが騒然としている。

「呪術廻戦」は、芥見氏の漫画が原作。人間の負の感情から生まれた「呪霊」と、その呪霊を呪術を使ってはらう「呪術師」の戦いを描く作品だ。

「芥見下々『呪術廻戦』展」は、7月6日~8月27日に渋谷ヒカリエ9Fヒカリエホールにて開催予定。デジタル手法による同作品の創作工程を、作者の解説も交えながら一挙に公開する。作中でも重要な舞台となっている渋谷の地で、ストーリーやキャラクター、イラストワークを通して作者芥見氏の思考に足を踏み入れられるという内容だ。

そんな同展の広告として、作者芥見氏のラフ画が渋谷駅の道玄坂下に張り出された。これが中国のSNS・微博(ウェイボー)の複数のアカウントによって次々と紹介されると、「ピカソ展」「前例がない」「新しいアート」「かっこよすぎる」「最近日本人の間でも抽象的なものが流行っている」などと、抽象的なアートとして捉えるコメントが寄せられた。

一方、「抽象的すぎじゃない?」「彼らは何を宣伝しているの?」「いや、彼は何を描いているんだ?」「クリックする前は『アンパンマン』かと思った(ごめん)」などと、同作品の広告だと認識できないとする意見も見られた。(翻訳・編集/岩田)

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