「安心安全を考え賑わいに最適な場所へ」 万代橋を平面橋で建設することに伴い県は「ケンチョピア」移設場所検討中【徳島】

6月25日、徳島県議会の県土整備委員会が開かれ、徳島県庁前のヨットハーバー、通称「ケンチョピア」について、県は万代橋を平面橋で建設することなどから、移設する最適な場所を検討していることを明らかにしました。

万代橋を含む内環状線は、徳島市内の渋滞緩和や防災対策などを目的に建設が進められているもので、現在、臨港道路福島沖洲線から北側に120mと、万代町臨港道路から県道徳島小松島線の340mの道路が開通し、事業計画区間のうち約半分が開通しています。

県は、2024年4月に遠藤彰良徳島市長が後藤田正純徳島県知事と面会した際に、徳島市新南福島と万代町を結ぶ万代橋の建設を進める方針を明らかにしていました。

この日の県議会県土整備委員会では、議員から平面橋となる万代橋が建設された後、県庁前に多くのヨットが係留されている通称「ケンチョピア」をどこに移動させるのかとの質問がありました。

これに対し県の担当者は、「安心安全を考えたうえで、賑わいに最適な場所を探していきたい」と、述べました。

県では防災の観点からも、今後はヨットの最適な係留先を検討していくとしています。

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