大谷翔平 水原一平が消えて変化「親しみやすくなった」ドジャース関係者が証言

大谷翔平

ドジャース・大谷翔平投手(29)が新天地で上々の1年目を送っている。

24日(日本時間25日)には今季2度目、日本選手最多となるMLB通算9度目となる週間MVPを受賞。前週の6試合だけで打率4割5分8厘(24打数11安打)、4本塁打、11打点をはじめとする驚異的な打席成績を収めたのだから誰もが納得の結果だろう。

そんな大谷も開幕当初は世界を揺るがす大スキャンダルに巻き込まれた。エンゼルス時代から専属通訳として、身の回りの世話までサポートしてくれた水原一平被告に銀行口座から巨額の資金を盗まれ、球団から即刻解雇された。

米メディアの「ファンサイド」は「イッペイ・ミズハラがいないショウヘイ・オオタニの生活は予想以上に向上している」と伝え「オオタニは投球しなくても間違いなくナショナル・リーグのMVP候補になるだろう。それほど彼は優秀だ。ミズハラがいなくても好調にプレーするだけでなく、フィールド以外でも活躍している」と絶賛した。

その一例として米メディア「GQスポーツ」が報じた「複数のドジャース関係者によれば、長年通訳を務めたイッペイ・ミズハラがいなくなったことで、オオタニはより親しみやすくなった」との証言を紹介した。

そして「今のオオタニに不満はない。彼は今後10年間ドジャースでプレーすることが決まっており、素晴らしいチームメートに囲まれ、背後に泥棒はいない」と結んでいる。

信じられない裏切り行為に大谷自身も当初は「ショック」を口にしていたが、しっかりと苦難を乗り越えるところは「さすが」のひと言だ。

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