新居浜市長選、加藤元副市長が立候補表明 「経験と営業力発揮したい」

新居浜市長選への立候補を表明する元副市長の加藤龍彦氏(前列左)=25日午後1時、同市高木町(撮影・高岡泰聖)

 任期満了に伴う11月3日告示、10日投開票の愛媛県新居浜市長選で、元副市長の新人加藤龍彦氏(69)=同市大生院=が25日、市内で会見し、現職の石川勝行氏(76)の後継として、無所属で立候補すると正式に表明した。市長選で出馬表明したのは加藤氏が初めて。

 加藤氏は国、県、住友各社との連携や、地域経済発展といった石川市政の継続を念頭に「地域の存続や持続ある成長は、自治体の経営能力にかかっている。自らの経験と営業力、マーケティングのスキルを古里の未来のために発揮したい」と決意を述べた。

 具体的には、自然災害などから命を守る防災▽教育環境確保のための大学設置▽次世代に負担を残さない財政基盤強化▽夢と希望と生きがいを持てる地域基盤整備―などを目指すとした。

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