数十年に一度開花する植物 横浜市の街なかに出現 その正体は?

横浜市の街なかに突如、現れた植物がいま話題になっています。数十年に一度だけ花を咲かせるとうわさされるその正体は…。

二本木キャスター
「あの交差点ですね、ありました。 高さは3~4メートルぐらいある大きな植物。その下にたくさんの人が集まっています」

横浜市港南区の交差点の中央分離帯にそびえ立つ植物。 中南米が原産地の「アオノリュウゼツラン」ではないかとうわさされ、連日見物客でにぎわっているようですが、みなさんのお目当ては。

男性
「20~30年に一度開花ということでもう6回来てる」

女性
「生きている間に一回見ておこうと」

何と花が咲くのは30年から50年に一度だけ。
黄色っぽい花をつけますが直前に茎が急成長する特徴があり、近隣の人によると、5月になって突然、伸びたそうです。

6月10日に撮影された写真と見比べると。

「少ないですよね。 だからもう咲くだろう」

植物の正体は?うわさを聞きつけ視察した横浜市こども植物園の担当者は。

横浜市子ども植物園栽培展示担当 速水善浩さん

「アオノリュウゼツランではないことはたしか」
「気温が高ければ開花が促進される。7月くらいに咲くパターンが多い」

24日夜から25日朝の間に誰かがロープを設置。
地域に見守られながらこの夏、開花を迎えそうです。

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