自民党新潟県連 公募で参院選候補者選定へ-裏金問題直撃で透明性重視【新潟】

公募で参院選候補者選定へ

来年夏の参議院選挙を巡り、自民党新潟県連は公募によって候補者を選ぶ方針を決めました。裏金問題が直撃するなか、透明性をアピールする狙いがあります。

来年夏の参院選新潟選挙区の自民党候補者は、2019年の参院選で敗れた塚田一郎氏が衆院議員に転じたため空席となっています。県連は、候補者選びを水面下で進めており、これまで参院比例代表の佐藤信秋県連会長などを推す声が上がっていますが、結論が出ていません。

そんな中、25日、自民党県連の若手らが公募で候補者を選ぶよう、県議団幹部らに要請。議論の結果、異論は出たものの来月にも公募する方針を決めました。

■岩村良一県連幹事長
「公募ということで正式に決定した。公に募集するということなので、あまり要件を厳しくしても問題があろうかと思うので、他県の例も参考にしながら・・・。」

今回、若手を中心に公募を求める声が出たのは裏金問題が直撃し、自民党が世論の逆風にさらされていることが理由です。公募を申し入れた県連青年局長の河原井拓也県議は、岸田政権について・・・
■河原井拓也県連青年局長
「評価は、するしないと言えばしてないと思っています。参院選挙、なんとしても勝たなければいけない戦いなので、私たちも自民党の今のあり方について、しっかりと変えていただきたいと・・・。」

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