果物と間違え、有毒のテンナンショウ属の果実で食中毒 神奈川の河川敷で採取

 神奈川県は25日、秦野市に住む30代の男性が有毒植物のテンナンショウ属の果実を食べ、食中毒を発症したと発表した。

 県によると、男性は20日に山北町の河川敷で果実を採取。果物だと思ってその場で食べた直後に口のしびれなどの症状が出て、21日に入院。22日に退院した。県平塚保健福祉事務所秦野センターの調査で男性の症状がテンナンショウ属の中毒症状と一致したという。    

© 株式会社神奈川新聞社