上越市で〝白きくらげ〟を新たな特産として売り出す取り組みが始まっています。課題は「認知度不足」で、栽培する料亭では、きくらげ狩りを開催し発信を続けています。
上越市大潟区の「割烹 明治庵」にある栽培テントでは2400株の白色の「あらげきくらげ」が栽培されています。きくらげは表が黒褐色が一般的ですが、全国でも珍しい白色のきくらげ。栽培の手間もコストも抑えられるのが特徴です。
■割烹明治庵 きくらげ事業担当 町田伸之介さん
「薬膳料理など明治庵で出す料理の食材を安全なものを探していた。たまたま上越産の黒きくらげを見つけて、本格的にきくらげを栽培してみようと。」
町田さんによると、白色のきくらげは黒色と比べて、ビタミンDの生成量が多いとされています。上越市の特産化を目指しています。
課題は『認知不足』。
明治庵では、全国でも珍しい白色のきくらげ狩りを開催し発信を続けています。
■割烹明治庵 きくらげ事業担当 町田伸之介さん
「こんなユニークなイベントやってるんだとしってもらうことで上越から世界に白きくらげを発信していければ」
明治庵で提供されている4種類の白色のきくらげ料理。おすすめは刺身です。
■割烹明治庵 きくらげ事業担当 町田伸之介さん
「雇用の促進にもなるでしょうし、上越全体が『きくらげの里』というネームバリューがつくことが理想」