就労支援施設でメロンの収穫期迎え試食会 群馬・高崎市

高崎市が2023年に整備した障害者の就労支援施設で試験的に栽培していたメロンが収穫期を迎え、6月25日試食会が開かれました。

高崎市は障害者の就労を支援しようと去年12月にメロンの栽培を行う就労支援施設を整備し、1月から試験的に栽培を始めました。ハウス内には、直径17センチほどに育ったメロンがたわわに実っています。

この施設で初めてメロンを収穫できることになり、25日、試食会が開かれました。高崎市の富岡市長をはじめ市の関係者や地元住民など約200人が参加しオレンジ色と緑色の2種類のメロンを味わいました。

市によりますとメロンは糖度が15度以上と高く大きさもちょうどよいものが出来上がったということです。メロンは通年で収穫できるよう水耕栽培が導入され年間約4300個の収穫を見込んでいるということです。

この施設の定員は20人で7月から募集を始め、10月ごろの開所を目指しているということです。また、メロンの試験販売も予定されています。

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