水揚げ“急増”の「シイラ」を徹底調査 小浜市の5年生が地元の海を知る「海と日本プロジェクト」の一環

きれいな海を次世代へつなぐ取り組み「海と日本プロジェクト」の一環で、小浜市では25日、地元の海について学ぶイベントが開かれました。

小浜市の西津小学校の5年生の児童25人は25日、小浜で水揚げが急増している暖かい海を好む魚「シイラ」を調べるために調査隊を結成。地元若狭高校の生徒からシイラの特徴などについて説明を聞いた後、市内の漁港に行き、実際のシイラを観察しました。

児童らは「思っていたより大きかった」「温かい場所に生息する魚が増えてきて、これまでいた魚が食べられなくなったら嫌だ」「シイラを特産品にすれば小浜に客も来ると思うので、シイラを通して活気あふれる街になったらいいなと思う」などと感想を口にしていました。

イベントは7月も行われ、児童たちはシイラについて調査したことをまとめるということです。

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