SDGsなお菓子が誕生です。加賀市の高校生が本来は捨てられるはずのブロッコリーの葉を使ってお菓子を開発しました。
加賀市の尼御前(あまごぜん)サービスエリアで25日に発売されたこのお菓子。皮の部分には加賀市の特産、ブロッコリーの葉の部分が使われています。
企画・開発したのは地元、大聖寺実業(だいしょうじじつぎょう)高校の3年生6人です。ブロッコリーの葉は普段食べているつぼみの部分とほとんど同じ栄養がありますが、捨てられていた部分。高校生たちはその葉にスポットをあてて、今年4月からアイデアを出し合って商品化にこぎつけました。葉の加工や菓子の製造には地元企業が協力しているそうです。
名前は、ブロッコリーとおまんじゅうに長寿の意味をかけて「ブロマンジュ」と名付けました。
企画・開発した高校生:
「SDGsに配慮した商品を作ろうとなったときに、ブロッコリーの葉っぱってあまり食べるイメージがなかったので使おうと思いました。野菜嫌いの人やあまり野菜を食べたくないという人にも食べてほしいなと思います」
ブロマンジュは来月末まで、福井から金沢方面に向かう尼御前サービスエリア下りの売店で販売されます。