現金4万円とポータブル電源盗み懲戒免職 国分駐屯地の22歳自衛隊員

駐屯地内で隊員の財布から現金4万円を盗んだ22歳の男性陸士長が、6月25日付けで、懲戒免職処分となりました。

陸上自衛隊国分駐屯地によりますと、懲戒免職処分となった第12普通科連隊の22歳の男性陸士長は、2022年3月、駐屯地内で隊員の財布から現金4万円を盗んだほか、2022年10月には隊員のポータブル電源を盗んだということです。

被害にあった隊員からの報告で発覚したもので、男性陸士長は「金が欲しかった。電源は訓練で使用したいと思った。深く反省している」と話しているということです。

また国分駐屯地では2022年12月、鹿児島市内の高速道路で酒気を帯びて私有車を運転し自損事故を起こしたとして、28歳の男性3等陸曹が25日付けで停職5カ月の懲戒処分となりました。

隊員の処分をうけて、国分駐屯地第12普通科連隊長の村山正人1等陸佐は「服務指導を徹底し、信頼を回復できるよう再発防止に努める」とコメントしています。

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