【梅雨限定】島津雨にちなんだ「島津〇〇」 鹿児島市・仙厳園

雄大な桜島をのぞむ鹿児島市の「仙巌園」です。

中俣美咲気象予報士
「実は、梅雨時期限定で“ある物”が頂けるそうなんです」

受付「どうぞ~!」
中俣「ありがとうございます。あめを頂きました」

島津家の家紋がデザインされた涼しげな水色のあめ!
その名もなんと「島津あめ」です。

鹿児島でおめでたいことが起こる吉兆として知られる「島津雨」にちなんで、梅雨の期間中、来園者に配られています。

来園者(佐賀県から)
「想定外のプレゼントをもらってうれしい」

来園者(神奈川県から)
「ムシッとしているので、爽やかで良い」

どんなお味なのか、私もひとつ頂いてみました。

中俣
「レモン味!雨上がりを思わせるような爽やかな甘み」

明治の中ごろにレモンの木が植えられていたことから、レモン味にしたんですって!

仙巌園 業務企画 広報担当・前迫優希さん
「お客様に園内に来て頂いた時に、笑顔になってもらいたいと思い、あめを配布」

雨にちなんだものとしては初となる、こんな催しも。

企画展「雨降る島津家」が開催されています。

仙巌園 業務企画 広報担当・前迫優希さん
「雨を待ち望むような和歌。鹿児島と雨に関するパネル展示を行っている」

雨をイメージしたというお香の香りと、音楽に包まれてゆったりした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

仙巌園 業務企画 広報担当・前迫優希さん
「この時期は、雨粒が園内の植物の色をより色鮮やかに引き立ててくれる。晴れの日とは違った庭園を楽しんで」

島津あめの配布は、梅雨明けの発表日まで、企画展は7月19日まで楽しめるということです。

© 鹿児島テレビ放送