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列車の運行中に地震が発生した場合の対応を確認する三陸鉄道の訓練が、6月25日に岩手県宮古市で行われました。
これは三陸鉄道が毎年実施しているもので、25日は社員など62人が参加しました。
訓練は列車の運行中に岩手県沖を震源とする震度6強の地震が発生し、大津波警報が発表されたという想定で行われました。
運転士は地震の発生を受けて車両を緊急停止させ、乗客の安否を確認します。
運転指令室に報告した後、列車を安全な高台まで移動させました。
さらにその後、大津波警報が解除されたとの想定のもと乗客を列車から避難所に誘導する手順も確認していました。
三陸鉄道 石川義晃社長
「この訓練が役に立つように、訓練で学んだことを社員みんなで意見交換をしながらより良いマニュアルを作って、またそれに基づいて訓練を重ねることに尽きるのではないか」
三陸鉄道では来週までにあと2回、参加する社員を変えて訓練を行う予定です。