木村知事コチョウラン問題 熊本県内49人が公選法違反の疑いで告発

木村知事が3月の県知事選挙に当選後、選挙事務所に届いたコチョウランを熊本市内の病院などに渡していた問題で、25日、県内に住む49人が公職選挙法違反の疑いで熊本県警に告発状を提出しました。

公選法では、政治家が選挙区内で金銭や物品を寄付する行為を禁止していますが、木村知事は「預けていた」として「寄付」には当たらないとの認識を示し、6月8日に11鉢全てを回収したとしています。

告発状を提出した男性らは「預けたとしても利益の提供に当たり、明確な選挙違反。あまりにも意識が低く、このまま見逃すわけにはいかない」としています。

【木村知事】
「大変残念に思っています。ただ花を捨てたくないという行動は私はおかしいものだと全く思っていないので、警察の捜査、調査には協力していくので、そこで白黒付けたらいいのではないか」

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