【巨人】杉内コーチ〝地方の鬼〟山崎伊織を自虐気味に絶賛「僕はダメだった」

7回に、自ら決勝二塁打を放った巨人・山崎伊織(中)

〝地方の鬼〟に脱帽だ。巨人・杉内俊哉投手チーフコーチ(43)が3―2で勝利した25日のDeNA戦(新潟)後、8回1失点&勝ち越し適時打と投打で活躍した先発・山崎伊織投手(25)を称賛した。

地方球場で、またしても無類の強さを見せた。山崎伊は4回まで三者凡退に抑える最高の立ち上がりを披露。5回こそ一死二塁から宮崎に適時打を浴びて1点を失ったが、1―1で迎えた7回には一死二塁から値千金の適時打を放って勝ち越しに成功。二刀流の活躍で今季6勝目(1敗)をたぐり寄せた。

地方開催試合4連勝。ローカル球場で圧倒的な強さを見せている右腕に、杉内コーチも「いや、なんでしょうね…。なんでしょうね」と謎の適性に驚きを隠し切れず。「(要因としては)どのマウンドでも対応できることじゃないですか、伊織の強いところは。僕はダメだったので」を自虐を交えながら絶賛した。

これで5月7日の中日戦(バンテリン)から7試合連続QS達成と勢いに乗る山崎伊。今後もチームに上昇気流を呼び起こすことはできるか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社