マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハフ監督は、同クラブとの契約延長に近づいているようだ。イギリス『The Times』や、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
2023－24シーズンの終盤にかけてマンチェスター・ユナイテッドの監督人事は揺れ動いた。トーマス・トゥヘル氏など、さまざまな名前がテン・ハフ監督の後任として挙げられていたが、最終的に同監督の来シーズンの続投が決まった。
またテン・ハフ監督の続投が発表されると同時に、2025年６月まで結んでいる契約を延長する可能性があると報じられると、監督自身も「マンチェスター・Uと私は合意に達していない。この件は話し合う必要がある」と語っており、契約延長に関して話し合いの場が持たれていることが明らかになっていた。
『The Times』が伝えたところによると、マンチェスター・Uは、7月中旬に始まるアメリカでのプレシーズン前に、テン・ハフ監督と新たな契約を結ぶという。またファブリツィオ・ロマーノ氏も「契約は合意に近づいている。今週に契約の最終段階を詰める」と報じており、契約延長が差し迫っているようだ。なお契約は2027年6月まで延長すると伝えられている。
加えて、クラブOBのルート・ファン・ニステルローイ氏がコーチングスタッフの一員となる可能性があるという。バイエルンの新監督に就任したヴァンサン・コンパニ氏の後任として、バーンリーの監督候補にもなっていたファン・ニステルローイ氏だが、マンチェスター・Uからスタッフ入りの打診があり、入閣する可能性があるようだ。
