オリックス 自力V消滅26日にも タカと14.5差 中嶋聡監督「投手の守備がまともでしたら、もっと競った試合に」

 ソフトバンクに敗れ、引き揚げる中嶋監督(撮影・中田匡峻)

 「オリックス2-7ソフトバンク」(25日、京セラドーム大阪)

 リーグ4連覇に黄色信号だ。オリックスが首位・ソフトバンクに敗れ、ゲーム差は14.5に。オリックスは26日に敗れると、自力優勝が消滅する。

 有原に七回1死まで無安打に抑えられたが、太田のチーム初安打となる右前打をきっかけに、紅林、森の連続適時打で一時1点差に詰め寄った。一度もリードすることはできなかったが、中嶋聡監督は「ワンチャンスが来た時に一気に行けることはプラスに考えるしかない」と、追い上げを見せた終盤の攻撃に光を見いだした。

 六回は曽谷、八回は本田と投手の守備のミスが失点につながった。指揮官も「もしかしたら投手の守備がまともでしたら、もっと競った試合になっていると思う」。優勝の可能性をつなぐためにも、26日は勝つしかない。

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