一体型ゴルフシミュレーター 『V2』

VC Japanは、ゴルフ用距離計・弾道計測器で人気のVoice Caddieから新ブランド「VSE」事業を開始し、一体型ゴルフシミュレーター『V2』を発売した。

日本のインドアゴルフ練習場に設置されている多くのゴルフシミュレーターは天井型センサーを採用しており、内装業者による天井工事が必要となる。その分、費用も掛かる。加えて、設置業者も天井センサーの設置後の調整に多くの時間がかかっているのが現状だ。また、地震大国の日本にとっては建物が揺れると調整したセンサーの位置がズレてしまいメンテナンスも必要となる。

そこでVoice Caddieはモニター内蔵型センサーのゴルフシミュレーターを開発し、モニターとセンサーを一体化することで、問題を解決した。これにより、アフターサービスの頻度も減ることから、Voice Caddieではメンテナンス費用も基本無料となっている。

結果的に内装・設置業者の作業負担軽減、オーナーの費用削減、Voice Caddieのメンテナンス工数軽減 と「三方良し」のコストダウンを実現したことが大きな特徴だ。

縦長32インチFHDタッチパネルのモニターは、まるで縦長のテレビを置いているかのようで、自分の姿を見ながら練習が可能。大きな鏡が目の前にあるゴルフ練習場の打席は人気だが、『V2』でも同じことができ、さらに直前のショットの録画もされるため、スイングチェックができるようになっている。

タッチパネルは、ガイドライン線も自分で描いたり、好きなタイミングで動画を止めることもできる。

また、縦長の画面を活かして画面を3分割することが可能になった為、天井工事が必要ないことも相まって個人宅でも設置できる仕様だ。

さらに内蔵されているAIも秀逸。ショット時に自動で録画され、すぐさま自動でガイドライン線を引いてくれる。スイング分析機能を使えば、頭の位置がアドレスから何%動いたのか、サイドカメラから見て手首や腕、膝などの角度をアドレス・トップ・インパクトで表示してくれる優れものだ。

モードは、1)ドライビングレンジ、2)パッティング、3)実践ティショット、4)実践ショット、5)コースラウンドの5つが搭載されている

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