「限られた人間しかできない」内田篤人、高卒→即海外の“福田師王ケース”に見解「宮市が大変だって言ってたのは...」

元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に、ボルシアMGに所属する福田師王がゲスト出演した。

現在20歳のストライカーは、神村学園から高卒でドイツの名門ボルシアMGと契約し、U-19チームに入団。今年の1月には、トップチーム昇格を果たしている。

内田氏は、Jリーグを経由せずに、海外挑戦をした福田のようなケースについて、こう見解を示した。

「能力があって、海外のクラブが目をつけて、そりゃ獲りますわ。(現時点では)こういう例は限られた人間しかできないから、すごく応援している。活躍しているし、メングラで板倉(滉)選手と一緒に頑張っている。これを見ている高校生とか中学生に、『俺もチャンス、世界近いじゃん』って気づいてほしい」

【動画】福田師王がドイツで決めた圧巻2ゴール
若いうちに世界に飛び出すチャレンジに賛同したものの、もちろんリスクもある。福田が、同僚の板倉が「(面倒を)めっちゃ見てくれる」と話すと、内田氏はこう続ける。

「いいですね。宮市(亮)が大変だって言ってたのは、私生活だと。Jリーグでプロの生活を学ばずにいきなり海外に行くと、自分で生活しなければいけない。言葉も難しい。そこに板倉選手みたいに面倒を見てくれる兄ちゃん的な存在がいてくれると大きい」

周知の通り、現在は横浜F・マリノスでプレーする宮市は、中京大中京高を卒業後に名門アーセナルに入団し、小さくない注目を浴びた。

プロ1年目から海外で生活するというのは、簡単ではないのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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