夜「走り屋」が集まる静岡市の日本平パークウェイで不正改造車の取り締まり

先週金曜日21日の夜、静岡市の代表的な観光地「日本平」で不正改造車の取り締まりが行われました。

船引とわ記者
「午後10時過ぎの日本平ロープウェイ駐車場です。
こちらでは違法に改造された車両の取り締まりが行われています。」

先週金曜日21日の夜、警察と国土交通省の運輸局の職員が違法な改造の疑いがある車を次々と検査場に誘導していきます。

清水署増田明香地域交通官:
「いわゆる走り屋による騒音ですとか、危険運転については、地元の住民から取り締まりの要望が相次いでいま
す。静穏な夜を害するものとなっておりますので、厳しく取締りをしたいと思います。」

検査では、車高やヘッドライトの色など車が安全に走行するための機能がきちんと整備されているか、専門の職員が確認していきます。

運輸局 奥村聡主席陸運技術専門官
「音と最低地上高、車高を落としてる車、基準を満足していない物が多いかなと思います。車高を落としていたりすると、段差とか走っているときに底を擦ったり、下手すると、段差のところで車が引っかかっちゃう可能性もありますので、地上高が必要となる」

今回、不正改造とされた車は12台。

中でも一番多かった不正改造は、大きすぎる排気音や、安全性を確保できない程窓の透過率を下げる改造だったということです。

Qなにがあかんかった?

会社員富士市 黒の車
「マフラーの騒音?整備不良か。マフラーの整備不良です。」

Q気づかず違反?

「(そうですね、)いけると思ったんですけどダメでしたね」

Q違反料てどのくらい?

「9000円ですね。9000円と1点」

会社員21富士市白の車
「自分も近接の騒音ですね。あとは最低地上高がダメで
したね。」

Q何センチ?

「8cmでしたね。あと一センチ(上げないと)ダメ
でしたね」

Q違反料は

「違反料は2点と9000円ですね。」

「法律内で楽しみたいと思います。」

執行官
「地元の住民、観光客に安心安全をもたらすとともに、この日本平が平和で愛される土地になってもらいたい」

この取り締まりは今後も継続的に行っていく予定だということです。

© 静岡朝日テレビ