広島・新井監督 森下完封「100%以上」 小園盗塁死「こちらからは『際(きわ)を攻めて行け』と言っている」一問一答

 選手交代を告げる新井監督(撮影・市尻達拡)

 「広島3-0ヤクルト」(25日、マツダスタジアム)

 広島が3週間ぶりの本拠地での試合を快勝。2位・阪神とのゲーム差を3に広げた。中12日の先発・森下は91球無四球の“マダックス”で今季初完封の6勝目。バットでも今季2度目の猛打賞をマークした。新井監督の一問一答は以下の通り。

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 (テレビインタビューで)

 -雨の中、森下投手が好投。6連戦初戦に指名した思いは。

 「彼に期待するものは、たくさんありますので。今日は100%以上応えてくれましたね」

 (ペン囲み)

 -四回1死で一走・小園が投球前にスタートを切った。結果的にけん制に誘い出されて盗塁死。

 「こちらからは『際(きわ)を攻めて行け』と言っている。本当、少しのところだと思う。もう少し(タイミングが)遅かったら(二塁に)いけていると思うし。また次、思い切って行ってほしいです」

 -同じ四回は2死一塁で菊池が右中間二塁打。一走・堂林が本塁突入ではなく三塁ストップとなった場面について。

 「(三塁)コーチャーも100%の(正確な)判断というのはできないから。アカ(赤松外野守備走塁コーチ)はいつもいい準備をしてくれている。またいい準備をして次の試合に臨んでほしいと思います」

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