長年培った音色響く 創立40周年 箕輪さん久しぶり指揮 上越市民吹奏楽団

初期に指揮者を務めた箕輪さんが久しぶりに指揮して演奏を行った

上越市民吹奏楽団(横尾良一団長)は23日、上越市本城町の高田城址公園オーレンプラザで第40回定期演奏会を開いた。創立40周年を記念し、長年培った音色を館内に響かせた。

節目となった今回は同団が過去の演奏会で披露した曲を中心に選曲、「『スター・ウォーズ3部作』からの組曲」や、今回が10回目となる「ウエスト・サイド・ストーリー・セレクション」などを演奏した。

また設立初期から指導を行った音楽監督の箕輪響さんが行進曲「秋空に」で久しぶりに指揮棒を振るい、コンサートの最後も「ギャロップ」を指揮して大きな拍手を浴びた。

横尾団長は「過去に演奏した曲では思い出がよみがえり、若い頃には分からなかった曲の意味が感じられた。今後も1年ずつ大切に積み重ねたい」と思いを語った。同団は10月13日に上越文化会館でシエナ・ウインド・オーケストラとのスペシャルコンサートを行う。

© 株式会社上越タイムス社