オーストリア代表、オランダ代表に“34年ぶり”勝利でグループステージ首位通過 POTMザビッツァー「チームが僕を信頼してくれた」

写真:ザビッツァーが決勝点となるゴールを挙げた ©Getty Images

オーストリア代表MFマルセル・ザビッツァーが、オランダ代表戦で決勝点となるゴールを決め、プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POTM)に選ばれた。同選手は喜びのコメントをUEFA公式サイト『UEFA.com』を通して伝えている。

オーストリア代表が1990年の国際親善試合で勝利して以来、約34年ぶりにオランダ代表を下した。UEFA EURO 2024(ユーロ2024)グループD第3節の試合が現地時間6月25日に行われ、オーストリア代表がオランダ代表と対戦した。

試合は両者が交互に得点して2-2で迎えた80分、オーストリア代表MFクリストフ・バウムガルトナーがボックス内のスペースにパスを送ると、ザビッツァーがシュートをゴールのファーサイドに突き刺してオーストリア代表が勝ち越す。シーソーゲームとなった試合は、オーストリア代表が3-2で勝利した。

同時刻に行われたフランス代表とポーランド代表の試合が引き分けに終わり、オーストリア代表がグループDを首位で突破し、ユーロ2020に続いて2大会連続で決勝トーナメント進出を決めた。

POTMに選ばれたザビッツァーは、オランダ代表戦に勝利した喜びを口にした。

「ここ数カ月は僕の調子が安定しなかったから、とても気分がいいよ。こういう結果を残せて本当にうれしい。だけど、自分のプレーだけに集中しているわけじゃない。チームが僕を信頼して、自由にプレーさせてくれたことが誇らしい。自分のパフォーマンスでチームに貢献できれば、いつだってうれしい」

オーストリア代表は、決勝トーナメントでグループFの2位と対戦する。試合開始は日本時間7月3日午前4時の予定だ。

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