バルセロナは、マンチェスター・シティに所属するポルトガル代表MFベルナルド・シウヴァ獲得から撤退したようだ。スペイン紙『マルカ』が報じている。
バルセロナは、今夏もB・シウヴァ獲得から撤退するようだ。これまでも多くの噂が流れ、同選手がバルセロナに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスやドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンに、バルセロナの街の雰囲気などを尋ねていたりと去就に注目が集まっていた。
スペイン紙『マルカ』は、バルセロナがB・シウヴァ獲得を諦めた理由として、同クラブの財政状況を挙げている。同選手はマンチェスター・シティと2026年6月まで契約を結んでいるが、契約解除条項が存在している。この契約解除条項を発動するには6000万ユーロ（約100億円）を支払う必要があり、バルセロナにはこの金額を支払う余裕がないという。
契約解除条項は6月30日限りで期限が切れる。その場合、バルセロナがB・シウヴァを獲得するためには、マンチェスター・シティと直接交渉する必要がある。
豊富な運動量を武器とするB・シウヴァは2023－24シーズン、マンチェスター・シティで公式戦48試合に出場して10ゴール11アシストを記録。ポルトガル代表としては通算91試合に出場している。UEFA EURO 2024（ユーロ2024）では2試合連続で先発フル出場を果たし、チームの2連勝および決勝トーナメント進出に貢献している。
