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ベンバンソーラーパークで太陽光パネルを巡回検査する従業員。(4月21日撮影、アスワン=新華社配信)
【新華社カイロ6月26日】エジプト南部アスワン県の砂漠地帯に位置する太陽光発電所、ベンバンソーラーパークでは現在、立ち並ぶソーラーパネルが豊富な太陽光資源を地元住民の生産や生活に欠かせない貴重な電力に変換している。
同パークの敷地面積は37平方キロで、計画では太陽光発電所40カ所を建設、総設備容量は合計で約2千メガワットを見込んでおり、これまでに32カ所が完成し、稼働を開始している。エジプト電力・再生可能エネルギー省は今年4月に声明を発表し、同パークはエジプトの再生可能エネルギーの利用拡大に寄与し、年間200万トンの二酸化炭素(CO2)排出削減を実現できると予測した。
海外でクリーンエネルギー事業を手がける中国企業、三峡国際能源投資集団傘下の亜非緑色能源投資は同パークで太陽光発電所を5カ所運営している。発電所の李豊逸(り・ほういつ)副所長によると、総設備容量は合わせて321メガワットで、2019年から相次いで稼働を開始しており、採用しているソーラーパネルは全て中国製だという。
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ベンバンソーラーパークで太陽光モジュールの砂ぼこり除去作業を行う従業員。(4月21日撮影、アスワン=新華社配信)
発電所の秦武(しん・ぶ)所長は「クリーンエネルギー分野の国際協力は『一帯一路』共同建設参加国のグリーン(環境配慮型)・低炭素発展に新たな推進エネルギーをもたらしている」と指摘。エジプトは太陽エネルギーが豊富で、ここ数年はベンバンソーラーパークなどのプロジェクトが地元の電力不足を効果的に緩和するだけでなく、地域のクリーンエネルギー拠点形成にも寄与していると説明した。
ベンバンソーラーパークは建設段階で数千人の雇用を創出し、現在は発電所の運営で地元の人々に数多くの長期的な雇用機会を提供し続けている。
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ベンバンソーラーパークで太陽光モジュールの砂ぼこり除去作業を行う従業員。(4月21日撮影、アスワン=新華社配信)
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ベンバンソーラーパークで太陽光パネルを巡回検査する従業員。(4月21日撮影、アスワン=新華社配信)
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ベンバンソーラーパークで太陽光パネルを巡回検査する従業員。(4月21日撮影、アスワン=新華社配信)
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ベンバンソーラーパークに設置された太陽光パネル。(4月21日撮影、アスワン=新華社配信)