笹生優花、山下美夢有がパリ五輪女子代表に内定 服部道子コーチは「全⼒で選⼿をサポート」

パリ五輪女子代表決定を受けて服部道子コーチがコメントを発表した(撮影:福田文平)

6月25日付けのオリンピックランキングにより、パリ五輪女子ゴルフ競技の代表選手が決定。世界ランキング10位の笹生優花、同19位の山下美夢有が代表に内定した。

全米女子オープンを制し、五輪代表の切符をつかんだ笹生は、「すごく楽しみにしています。体に気を付けて、棄権しないように頑張ります」と意気込んだ。2021年「東京五輪」はフィリピン代表として出場し、パリでは日本代表としてメダル獲得を目指す。

2年連続の国内女子ツアー・年間女王の山下は、前週の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で2位タイに入り、初の五輪代表に選出された。古江彩佳、畑岡奈紗、岩井明愛、小祝さくら、竹田麗央はリザーブとして万が一の事態に備える。

女子日本代表のコーチを務める服部道子は、「東京五輪で稲⾒萌寧選⼿が⼥⼦ゴルフ初の銀メダルを獲得してから3年の間に、世界に挑戦する⼥⼦選⼿がさらに増え、⽇本選⼿のポテンシャルの⾼さを世界に⽰してくれました。パリ五輪代表となった選⼿は、⼤会に向けてコンディションを万全に整えてくれるものと思います。我々チームスタッフは、選⼿が最⾼のパフォーマンスを発揮し、選⼿が苦しいときには寄り添い、⼤きな喜びに包まれるよう全⼒で選⼿をサポートしてまいりますので、皆様の応援をよろしくお願いいたします」とコメントした。

【パリ五輪 女子ゴルフ代表選手】
・笹生優花(10)
・山下美夢有(19)

以下はリザーブ
・古江彩佳(20)
・畑岡奈紗(24)
・岩井明愛(37)
・小祝さくら(40)
・竹田麗央(44)
※()内は世界ランキング

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