メッツが4本塁打でコールを撃破 ジャッジは29号グランドスラム

【ヤンキース7-9メッツ】@シティ・フィールド

日本時間6月26日、ニューヨークを本拠地とするヤンキースとメッツが対戦する「サブウェイ・シリーズ」の2連戦がスタート。その初戦はヤンキース先発のゲリット・コールに4本のアーチを浴びせたメッツが9対7で勝利を収めた。メッツ2番手のデドニエル・ヌニェスがメジャー初勝利(0敗)をマーク。戦列復帰して2度目の登板となったコールは4本のアーチを浴び、4回72球を投げて被安打7、奪三振0、与四球4、失点6という散々な内容で今季初黒星(0勝、防御率9.00)を喫した。

ヤンキースは1回表に無死満塁の大チャンスを迎えたものの、4~6番が三者連続三振に倒れて無得点。するとメッツは1回裏二死満塁からタイロン・テイラーのタイムリーで1点を先制した。2回裏にマーク・ビエントスの8号ソロとハリソン・ベイダーの5号ソロでリードを広げると、4回裏にもビエントスの9号ソロとブランドン・ニモの12号2ランで3点を追加。コールの1試合6失点は昨年8月19日のレッドソックス戦以来、1試合4被弾は2022年6月9日のツインズ戦で5本のアーチを浴びて以来のことだった。

5回表にフアン・ソトの19号ソロで1点を返したヤンキースだが、6回裏にJ・D・マルティネスのタイムリー二塁打などで3点を追加され、1対9と大量8点のビハインドに。7回表にジャッジのタイムリー二塁打で1点を返し、8回表にはオースティン・ウェルズのタイムリーとジャッジの29号グランドスラムで2点差に詰め寄ったが、9回表は5~7番が三者凡退に倒れ、試合終了となった。ジャッジは敗戦のなかで3打数2安打5打点の活躍。今季の打撃成績は打率.304、出塁率.428、OPS1.128となっている。

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