保土ケ谷警察署・高橋萌子さんが剣道世界大会へ 横浜市保土ケ谷区

花道を歩く高橋さん(中央)

保土ケ谷警察署(本田悦二郎署長)の巡査部長・高橋萌子さん(30)が7月4日にイタリアで開幕する「第19回世界剣道選手権大会」の団体戦に出場する。高橋さんを応援する壮行会が6月25日に同署で行われ、署員約80人が花道をつくって激励した。

同大会は国際剣道連盟の主催で、3年ごとに実施されるが、2021年はコロナ禍の影響で中止となった。団体戦は7人登録され、5人ずつで戦う。日本の女子団体は過去8大会全てで優勝を果たしており、今大会も金メダルが期待される。

高橋さんは12年、15年、18年の団体戦に出場し、いずれも優勝に貢献。今大会は22年の全国警察剣道選手権大会での優勝などが評価され、4大会連続で団体戦のメンバーに選ばれた。

高橋さんは壮行会に集まった署員の前で、「仕事で剣道をしているからこそ、神奈川県警の名声を高められるように剣道で貢献したい。自分らしい剣道をして、目指すは優勝」などと意気込みを語った。その後、花道を歩く高橋さんに向けて署員から大きな拍手とエールが送られた。

世界大会は7月4日から7日まで、イタリアのミラノで開催。県警からは高橋さんのほか、松本智香さんが出場予定で、高鍋進さんが女子コーチとして帯同する。

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