事故でけがをしたリュウキュウヤマガメ森へ帰る

怪我をしていた天然記念物のリュウキュウヤマガメが8か月の治療を終え、やんばるの森に帰りました。

辺野喜ダム周辺怪我をしたリュウキュウヤマガメは去年10月、国頭村辺野喜の林道で交通事故にあったと見られていて名護市の動物病院で治療を受けていました。

ヤンバル動物診療所獣医師山岸真貴さん「甲羅が背中側もお腹側も大きく割れていてかなり危ない状態だった。」

およそ8か月にわたる治療によって足の動きや体つきが回復したことから、発見された林道の近くに運ばれゆっくりとやんばるの森へ帰っていきました。

ヤンバル動物病院獣医師山岸真貴さん「もう感無量としか。とても嬉しく思っています。」

環境省によりますとリュウキュウヤマガメの交通事故は去年一年間で24件発生していて、やんばる地域で車を運転する際は注意してほしいと呼びかけています。

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