KARA・ニコル(32)に「おばさん」…日本AV女優の“失言”騒動もあったYouTubeチャンネルが再度物議

一難去ってまた一難だ。

現役の女性K-POPアイドルに、日本のAV女優が“デビュー”を勧めるという騒動があったYouTubeチャンネル「ノーバック タク・ジェフン」。続いては失言が飛び出た。

6月21日、「ノーバック タク・ジェフン」にはKARAのニコルがゲストとして登場。タク・ジェフンは、「誰かが10億ウォン(約1億1000万円)をあげるからソロ活動をしろと言えばKARAを脱退するか」と尋ねた。

この質問にニコルは、「私はグループでいることの方がより重要だ」と一線を引き、50億ウォン(約5億5000万円)でもグループを選択するとして義理を見せた。

今年で33歳になるニコル

するとタク・ジェフンは、「すでにKARAは(長い)歳月が過ぎただろう」とニコルを挑発。ニコルが「違う。今現在、私たちはすごくホットだ」と反論したにもかかわらず、タク・ジェフンは「新曲も別に反応がなかったではないか」と皮肉った。

続いて、「みんな“年寄り”みたいじゃないか。今、新しいアイドルたちがどれだけ出てきているか分からないのか。何やってんだ。おばさん同士で集まって」と言及。ニコルは「おばさんなんて」と言い返すしかなかった。

設定を決めて撮影しているだけに、ある程度は理解できる。だが、タク・ジェフンの発言は過度に無礼だったと指摘を受けている。1991年生まれで、今年び10月7日に33歳になるニコルに、「年寄り」「おばさん」という発言を頂けないだろう。

日本AV女優の失言騒動

先立って同チャンネルは、日本のAV女優の発言が物議をかもしたことがある。6月19日に公開された動画では、cignatureのメンバー、ジウォンに対して、ゲストとして出演した日本のAV女優、小倉由菜が“デビュー”を勧める場面があった。これにタク・ジェフンも同調していたことで議論が起きた。

“デビュー発言”騒動に対してチャンネルは、「全面的に製作陣の手落ちであり、視聴者の方々が憂慮されるように、新しくMCとして合流したジウォン氏に対する配慮がなかったことを認める。製作陣はジウォン氏と(cignature所属事務所)C9エンターテインメント関係者に会い、心からの謝罪を伝えた」として、「収録現場でジウォン氏に質問した内容が間違っていることを認知してタク・ジェフン氏は引き止めたが、現場の面白さだけのために、編集過程でタク・ジェフン氏の意図が現れないように編集された点に対しても謝罪の言葉を伝える」と謝罪していた。

(写真提供=OSEN)タク・ジェフン

このように、相次ぐ失言でタク・ジェフンは築いてきたイメージと人気を自ら崩壊させている状況だ。

“悪魔の話術”というニックネームのように、ギリギリのところを攻めるトークスキルがタク・ジェフンの長所だった。最後の一線を守ってきたことで、芸能大賞で大賞を受賞することができた。

しかし、無礼と面白さは紙一重でもある。相次ぐ失言とミスで袋叩きにされているタク・ジェフンの今後に注目が集まっている。

(記事提供=OSEN)

◇ニコル プロフィール

1991年10月7日生まれ。ロサンゼルス出身の韓国系アメリカ人。2007年にKARAの1期メンバーとしてデビュー。2010年8月にリリースした日本デビューシングル『ミスター』の特徴的なダンスが話題となりブレイク。当時、フレッシュな印象を与える黒髪のショートヘアと、愛くるしい笑顔で多くのファンを虜にした。

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