令和ロマン、M-1エントリーを正式表明 ケムリのモチベは優勝賞金「奪われた1000万円取り返す」

記者会見に出席した令和ロマンの高比良くるま(左)と松井ケムリ【写真:ENCOUNT編集部】

昨年のM-1で優勝も「やって来ました、この時期が」

お笑いコンビ・令和ロマンの高比良くるまと松井ケムリが26日、都内で行われた「M-1グランプリ2024」開催記者会見に出席した。同大会の19代王者である2人が本大会への意気込みなどを語った。

前大会の覇者である令和ロマン。通例上、M-1で優勝した芸人たちは“あがり”となり、その後は賞レースを卒業するケースが目立つ。しかし令和ロマンは、優勝後すぐに再出場を宣言。この日も開催会見に“出場者”として姿を見せた。

高比良は「やって来ました、この時期が、という感じですね。本当にありがたいです」と言い、現在は「さまざまなネタを掘り起こしては捨て、掘り起こしては捨て」と精査段階であることを明かした。

続けて高比良は「今年はケムリの年にしたい」と意気込みをあらわに。それを聞いて松井は「僕は、今年のモチベーションとしては、去年奪われた1000万円を取り返すためにやる。くるまに全部あげてしまったので」と話した。

2人はさらに、今年2連覇を果たした場合、ケムリが全額受け取る約束だと明かし、イベント司会の1人を務めた麒麟の川島明が「貧乏ですから……」とボケると、すかさず松井が「貧乏なわけねーだろ! パパは、大和証券の副会長だぞ!」と吠えた。

会見には、昨年のファイナリストであるヤーレンズ、マユリカ、真空ジェシカ、カベポスター、モグライダー、ダンビラムーチョ、そしてロングコートダディ、トム・ブラウン、ダイタク、フースーヤ、ナイチンゲールダンス、イベント司会としてABCテレビの斎藤真美アナウンサーが出席した。

※高比良くるまの「高」の正式表記ははしごだかENCOUNT編集部

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