1週間後の7月3日に新紙幣の発行が迫る中、警察は「便乗詐欺」に注意を呼び掛けています。
新紙幣の発行を前に、飲食店では食券販売機の入れ替えを検討するなど各地で準備が進んでいます。一方、懸念されるのが、この時期に乗じた「便乗詐欺」です。
警察は、「新紙幣に切り替わると旧紙幣は使えなくなる。係の者が交換に行く。」「新紙幣がATMで使えるか調査している。」などと、ウソの連絡をしてきて金をだまし取る詐欺の発生が予想されるとしています。
新紙幣の発行後、旧紙幣が使えなくなるということはありません。
警察は、電話で金の話をする場合は詐欺を疑い、不審な電話やメールなどがあった場合は家族や最寄りの警察への早めの相談を呼び掛けています。また、防犯機能付き電話機の設置など、対策も呼び掛けています。