U18女子日本代表に立ちはだかる220センチの“壁”…グループ3連勝を目指して中国戦へ

6月25日に中国の深センで「FIBA U18 女子アジアカップ2024」グループ第2戦が行われ、U18女子日本代表がインドネシア代表と対戦。一度もリードを許すことなく、80-29と51点差で圧勝し、開幕2連勝を飾った。

日本と同じグループBでは、中国代表がニュージーランド代表と激突。終始リードを保ち、90-68で勝利を収めた。26日20時から行われる日本vs中国は2連勝同士の顔合わせとなる。

中国の要注意選手はチャン・ツーユーだ。登録身長220センチのセンターはインドネシアとの初戦でベンチから出場すると、わずか13分3秒のプレータイムで9本すべてのフィールゴールを沈めるなど、19得点7リバウンド2アシスト2スティール3ブロックをマークした。

続くニュージーランド戦は先発出場。22分46秒の出場で20本中16本のフィールドゴール、7本中4本のフリースローを成功させ、36得点の大暴れを見せた。得点以外にも13リバウンド1アシスト1スティール4ブロックと攻守両面で活躍し、貢献度を示すEFFはチーム最多「44」。格下が相手とはいえ、驚異的なスタッツを残した。

日本メンバー12人の平均身長は172.1センチ。最長身の山田英真(山梨学院大学)が180センチと、ツーユーとは40センチもの差がある。どのような作戦で大型センターを対策するのか注目が集まる。

[写真]=fiba.basketball

【動画】チャン・ツーユー インドネシア戦のハイライト

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