松山で優美な作品並ぶ「輪島塗展」 能登地震被災地の写真も

職人が丹精して仕上げた輪島塗が並ぶ展示=26日午前、松山市大手町1丁目

 能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県の伝統産業を支援する「輪島塗展」「ハーベスト写真展」が26日、松山市大手町1丁目の愛媛新聞社で始まった。職人が高度な技術で仕上げた優美な作品が並ぶ。7月5日まで。入場無料。

 復興に向けて取り組む被災地の実情を知ってもらおうと、愛媛新聞と小学館の女性メディア「Domani(ドマーニ)」が共同展開する地域応援企画「ハーベスト」が開催。伝統的な朱色や黒色のわんのほか、マットな質感が特徴の「蒔地(まきじ)仕上げ」の鉢など、被災した2社の25点ほどを展示し、全商品が会場で予約注文できる。一部は販売サイトでも取り扱う。

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