「すかさずお声掛けして資産を守るよう努めたい」SNS型詐欺を防いだ銀行員2人を表彰 大分

SNSで好意を抱かせ現金をだまし取るロマンス詐欺の被害を防いだ銀行員2人に警察から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、大分銀行日岡・津留・萩原支店の職員、石崎陽子さんとアルバイト従業員の加藤幸代さんです。

2人は5月28日、60代の男性が窓口で100万円以上の振り込み手続きをしていたところ、受取先に不審な点があったことから、警察に通報して被害を防ぎました。

警察によりますと、男性はSNSで好意を抱いた相手に現金を振り込もうとしたということです。

(加藤幸代さん)「日頃の仕事の中でこうした事がないので、被害を防げて大変、うれしく思っています」

(石崎陽子さん)「あれ?大丈夫かなと思った時は、すかさずお声掛けして、お客様の大切な資産を守っていけるよう努めていきたい)

県警によりますと、今年に入り県内ではSNS型の投資やロマンス詐欺で138件、合わせて9億円を超える被害が出ています。

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