JR東海、東海道本線 沼津~興津間に「お客様サポートサービス」導入へ

今回新たにお客様サポートサービスを導入する8駅、黄色はサポートつき指定席券売機も導入する駅。富士川駅・原駅には現地へ出向く係員を配置する(画像:JR東海)

JR東海はこのほど、静岡地区の東海道本線(沼津~興津間)の8駅に「お客様サポートサービス」を導入すると発表しました。使用開始時期は2025年6月頃。

◆サービス導入駅
片浜駅、原駅、東田子の浦駅、吉原駅、富士川駅、新蒲原駅、蒲原駅、由比駅

サービス導入駅では近距離券売機に隣接してモニタ付インターホン、券面確認台を新設し、案内センターとつなぐほか、セキュリティカメラやスピーカーなども新設。改札内インターホンには「ご案内タッチパネル」を新設し、タッチパネル上で精算等の案内を行います。

導入する8駅では現在、早朝夜間などの時間帯、駅係員不在時にきっぷの購入、ICチャージ、乗り越し精算等ができないようになっていますが、本サービス導入によりこれらのサービスが利用できるようになるということです。

また、セキュリティカメラで駅の状況を把握することで、案内センターのオペレーターが質問などへの対応や放送案内を行うほか、現地での案内が必要な場合は係員が現地に出向き、対応を行います。

このほかにも、指定席券のニーズが高い片浜駅、原駅、吉原駅では「サポートつき指定席券売機」を設置。新幹線・在来線の指定席特急券などのほか、オペレーターによる遠隔対応を通じて学割の乗車券等証明書が必要なきっぷの購入もできるようにします。

お客様サポートサービス導入イメージ(画像:JR東海)

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