休暇は水辺で、全米猛暑でビーチリゾート求める動き

Shivansh Tiwary

[25日 ロイター] - 全米で猛暑が予想されているため、7月4日の独立記念日前後に水辺での休暇を求める動きが強まっている。

旅行予約サイト、ブッキング・ドットコムのデータによると、旅行先として沿岸部などが好まれており、3人に1人はフローティングヨガなど水辺でのレジャー主体の休暇を求めている。

高気圧が熱い空気を閉じ込めるヒートドーム現象が東海岸から西海岸まで広がり、全米各地で「猛暑警報」が発令され1億人以上が対象となっている。

猛暑により「耐えられる気温」の旅行先を探すと答えた割合は64%にのぼった。7月3─7日の旅行先としてビーチリゾートとして知られるフロリダ州パナマシティビーチを検索した人は前年比32%増、サウスカロライナ州マートルビーチは30%増となり、他の人気リゾートでも同様の傾向が見られた。

米大手航空各社は、夏季の旅行需要は好調と予想している。

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